AL-9628DとAndroid端末でハイレゾを聴く

Android OS 4.2.2のARROWS V F-04EとAmulech AL-9628Dをつないで、ハイレゾ再生をしてみます。まずはOnkyo HF Playerを使ってみます。OTGケーブルでつないだら、HF PlayerがすかさずDACを見つけるのでアクセスを許可します。あとは聴きたいソースを再生するだけです。

DSDはPCMに変換されます
アップサンプリングして再生中

FLACはもちろんそのまま再生できますし、DSDは88.2KHzのPCMに変換して搬送されます。AL-9628DはDoPには非対応ですので、HF PlayerでDoP送りの設定をしても無視されます。

当然ですがMP3やAACのアップサンプリング再生も問題ありません。

次にUSB Audio Player PROも試してみます。HF Playerと同様にDACへのアクセスを許可します。

192KHzのファイルを96KHzでDACに送っています

AL-9628Dは96KHzまでの対応ですので、192KHzの音源を再生するとUSB Audio Player PROが自動的にダウンコンバートしてくれます。HF Playerでも同様です。

なおUSB Audio Player PROでは、スマートフォンのハードウェアボリュームが効きます。

 

NASに置いたファイルやインターネットラジオなど、ハイレゾ対応のプレーヤー以外で再生するものは、プレーヤー独自のUSBオーディオデバイスドライバーをキャンセルすることでAL-9628Dから鳴らせます。

スマートフォンとAL-9628Dをつなぎ、ヘッドホンや小ぶりなパワードスピーカーと組み合わせれば、コンパクトで多機能なリスニング環境が作れるわけです。

肝心の音質ですが、初めて音を出した瞬間に思わずふふふと笑ってしまったほどの心地よさです。お勧めです。