遺失物センターのこと

 すっかり遺失物日誌の様相のこのブログ。9月20日の出来事をいまさら思い出したので書きます。

 その日はディズニーリゾートで遊んだ最終日で、もう羽田空港へのリムジンバスの時刻が迫っていました。前々日にカメラのネックストラップを紛失していたのですが、なくしたシチュエーションに心当たりがあったので、帰りがけにランドのインフォメーションセンターに立ち寄ってみました。
 アトラクションの長蛇列とは対照的に、落ち着いたその空間にはゲストもまばらでした。待ち時間もなく窓口で、なくした物の特徴となくした場所と時間の心当たりをキャストに伝え、待つこと数分。

 探し物を私よりも先に頼んでいた女性が呼ばれ、「お探し物、見つかりましたよ」「保管場所が、イッツ・ア・スモールワールドの…」。

 保管場所、遠いよ。ほぼいちばん奥じゃん。もし見つかっても、取りに行っていたらバスに間に合わないよ。着払いで送ってもらうのと、あきらめて買い直すのとでどっちが安いかななどと考えていたら、私も呼ばれました。「お探し物はこちらですか」。私がなくしたネックストラップはインフォメーションセンターで受け取れました。モノがどこにあるかは、ケースバイケースなのですね。

 でもけっきょくバス待ち列が長くて、予定より30分遅いバスで空港へ。かけ足で保安検査を通過する、いつものパターンになりました。ストラップが手元に戻ってよかったですけれど。