企業がその地域でブランドを確立していくにはふたつの柱があって、ひとつはお客様を増やすこと、もうひとつは雇用を増やすことだと思います。いずれもお客様や従業員やその家族を巻き込んで、その企業のファンを増やすということです。
この春にまた、将来ある若者がふたり会社を去ることを決めました。詳しい事情は聞けていませんが、管理職は当然のこと我々同僚の責任も重いと思います。悲しく、申し訳ない気持ちです。
数十年もこの地でビジネスを続けられているのは、それなりの地域貢献ができているからなのでしょう。一方で地元の一住民の立場で感じるこのプレゼンスの低さは、地域で展開しているこれまでのビジネスモデルに、なにか根本的な問題があるからにも思えるのです。