支援の継続性と極大化を目的に、十分なコストをかけることは賛成です。しかし、支援を大義にして商売しているだけじゃないかと思える例もあります。
その話を見聞きした瞬間からいやな感じがした新商品のパンフレットが手に入ったので妻に見せてみたら、案の定「品性を疑うわ」と消費者目線でストレートな感想をいただきました。
どうしてわざわざ「復興支援のための商品」を用意して「収益の一部」を寄付するのでしょうか。寄付したいなら普段の品揃えの中で粗利の一部を継続的に寄付すれいいですし、その商品自体に復興支援の意義があるものなら、たくさん売ることで復興を支援し正当な利益をとればいい。
復興の旗印と寄付をセットにしたことで、「復興支援」という商標にただ乗りして寄付は広告宣伝費代わりといった印象を受けました。
書いているうちにどうでもよくなってきちゃったよ、それがほんとに支援になるなら売り方の姿勢については。3・11以来、世に渦巻いているいろいろな価値観が可視化されてきて、いちいち受けとめていたら疲れてしまいます。