第36回池田町秋のワイン祭り

 ワイン祭りのバスツアーに参加しました。
 お祭りですし皆酔ってますから、ワインの種類別に列ができているのにロゼの列から割り込んで白ワインもせしめたおばさんや、私の娘のぶどうジュースを蹴り倒しておいて詫びも言わず立ち去ったおじさんや、トイレ休憩の時にバス最後尾の席からわれ先にと下車したり帰りの集合時刻に若干ながら遅れてきた非番でプライベート参加のそのバス会社従業員のことは、大目に見ることにしましょう。

 以下、秋のワイン祭りを愉しむコツ。

1) 準備は大切。
 皿と割り箸とコップは入場する際にもらえますが、焼き台での肉さばきは割り箸では厳しいです。焼き台は参加者共用でまたとても熱いので、軍手やバーベキュートングを持ち込んで大胆に立ち回るとかなり楽です。
 人がどんどんやってきますから焼き台そばに張りつくのはマナー的にも現実的にも難しいです。焼き台から少し離れて、家族で食事ができるスペースをレジャーシートやテーブルと椅子で確保しましょう。
 今年は天候に恵まれ秋の装いでは暑いくらいでした。しかし会場は吹きさらしの屋外です。太陽がかげったり風が出たりすると体感温度はあっという間に変わりますから、調節のきく服装がよいでしょう。

2) 人とコミュニケーションを取ろう。
 肉、野菜、ソーセージなどの追加希望は係の人にどんどん言いましょう。網の上の焦げきった肉片を前に箸を持ったまま立ち尽くしていてはいけません。またトングを持ち込んだなら、熱気と煙で難儀している人の前によい頃合いの肉をさりげなく誘導してあげる余裕もできます。他の人が遠慮せずに箸が出せるよう「よかったらどうぞ」の声かけはあっていいでしょう。ただし場を仕切ってはいけません。あくまでさりげなく、譲り合いの精神で。
 会場一面の芝生も人とシートで大混雑しており、移動も大変です。これもちょっとした声かけでお互いに嫌な思いをせずにすみます。肉を噛むのを一瞬やめて「すみません」「どうぞ」くらい言いませんか。

3) 早め早めがよし。
 開場は朝9時50分です。11時30分を過ぎると、札幌方面からのツアーバスが続々と到着します。バスから降りてくる人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人…。このくらいでいいですか。地元や近郊の人は地の利を活かして、午前中に愉しんでしまうことをお勧めします。
 それから食べ飲み放題のお祭りのせいか、トイレもかなり混みます。またツアー客が発つ時間帯も重なります。特に女性の方は順番待ちの列が致命的に長くなることがあります。

 最後に、飲み過ぎ注意。ごちそうさまでした。