8月20日の釧路新聞で知ったのですが、アイスホッケー実業団の日本製紙クレインズが、実施していたペットボトルキャップの回収活動を「当初の目標を達成したため」終了するそうです。1,561人分のポリオワクチン寄贈につながったそうです。
これは大変な手間のかかる活動でしょうから事情で続けられなくなることはあるでしょう。自分たちのゆとりなくして、ボランティア活動の継続は難しいです。やむなく断念したというのならわかります。しかし「目標を達成したため」という終了理由には違和感があります。
■エコキャップ推進協会
http://ecocap007.com/
■イオン ペットボトルキャップキャンペーン
http://www.aeon.info/environment/social/petbottlecap/
無駄に失われてしまいそうな資源が、リサイクル活動により一定の経済価値を生み出して困窮者を救う。大手スーパーなどではキャップの回収と取り次ぎを続けているようなので、私も今後も活動に協力できると思います。そのへんのフォローも記事にほしかったと思います。
さらに同じ記事には「プルタブ(アルミ缶のふた)の回収は引き続き行う」とも書いてあります。
リングプルが缶から離れてしまう構造だった大昔には、環境美化のためのリングプル回収には意味があったと思います。今や改良されてせっかく缶にくっついている部分をわざわざ分離して、ちっちゃい方だけ集めるのはちょっと違うんですよという話は、もう結構有名だと思うのですが。
■アルミ缶リサイクル協会Q&A
http://www.alumi-can.or.jp/html/question_01.html
■揺れ動く「善意」のプルタブ回収 協会は引き取りを拒否
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/100111/env1001110019001-n1.htm
■プルタブ集めて車椅子!?迷走する安易な善意
http://www.h2.dion.ne.jp/~irose/nikkif/kurumaisu.htm
がんばれ釧路新聞。時々ですが買ってます。