帽子が飛び、猿も白ウサギも駆ける日

 先日は悪天候で断念した動物園に、今日遊びに行ってきました。新聞によると豪雨だった29日の入場者は、わずか数十人だったそうです。今日もときおり小雨が落ち強風が吹き続ける天気でしたが、娘を遊具や引き馬に乗せて楽しんできました。

 動物園でアクシデントを目撃してしまいました。猿山の前でヘリウムバルーンを売っていたのですが、その業者のテントが強風にあおられて猿山の柵に激突、キャラクターのお面がいくつか猿山内に落下してしまったのです。
 降ってきたアンパンマンや仮面ライダーWのお面には猿はすぐ飽きたようですが、それでも突然のことに猿たちの興奮は収まらず、キーキーと叫びながら列をなして、猿山を時計回りにぐるぐると行進し続けていました。
 猿にも業者さんにも動物園スタッフにも気の毒な春の嵐です。

 午後からは近所のショッピングセンターに行き、話題のアリス・イン・ワンダーランド3Dを観てきました。

 リザーブしておいた席につくと、すぐ前の客席の人の頭が見事に磨き上げられていて、一瞬これは、3D効果に関係する装置なのかと思いました。うそです。
 3Dを抜きにした映画の内容も、3D効果自体も満足でした。観る前は「立体視はもしかして蛇足ではないだろうか」と思っていたのですが、一度これで観てしまうともう2Dではもの足りなく感じるかもしれません。

 3D鑑賞に必要なメガネは、一般用、矯正用メガネにつけるクリップオン型、小ぶりな子ども用の3種類がありました。一般用3Dメガネの代金は鑑賞料に含まれており持ち帰り可、クリップオン型は別途300円で買い取り、子ども用は無償貸与で退場時に受付に返却というシステムでした。
 視力が悪い私は矯正用メガネをかけたまま一般用をオーバーグラス状にしてかけて観ましたが、特に不都合はありませんでした。もちろん3Dメガネだけでは近視なので画面がよく見えませんし、矯正用メガネだけでは3D映像がぶれて見えてしまいます。視力が弱い人は、矯正用メガネにクリップオン型の装着か、矯正用メガネに一般用をオーバーグラスにして鑑賞することになります。

■デジタル3-Dシネマ
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