わりと疎まれる弐千円札の話を昨日書きましたが、私の願いは弐千円札の普及ではなくて電子マネーの普及です。
スーパーのレジで小銭を一生懸命数えて支払っている人が非常に多いわけですが、いまだにかたくなに電子マネーを使わないのはなぜなのでしょう。「お金を使う実感」というメンタル面をクリアする仕組みは難しいとは思いますが、「財布に入っている分しかお金を使わない」という縛りはプリペイ型の電子マネーでコントロールできます。
「ゆうゆうワオンカード」のようなインセンティブはどんどん研究して採用してほしいです。レジの混雑でいらいらする人(支払う本人、それを待つ店員、さらに待つ列の客ら)が減るのもハッピーなことですが、何より札や小銭の勘定から解放されるご本人のその時間こそが、お金には替えられない価値を生むと思うのです。カネ勘定に時間をかけるのはもうやめませんか。